チーズはどこへ消えた? 著者 スペンサー・ジョンソン
十数年前、当時勤めていた会社の営業部長が朝礼でこの本の話をして、皆の者におすすめしていました。当時の私はその話を右から左へ受け流していました。今思えば、この本に出てくる小人と同じ考えで日々状況など変化せず、安心、安定などはずっと続くのであろうと思ってました。
それから時は経ち、かつての上司営業部長が話していたことを思い出し、この本を手に取り読むことになりました。
チーズはどこへ消えた? のチーズとは、人生で追い求めるもの、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定、などなど
世の中状況は常に変化し続けてますよということ
安心、安定なんかは何もしなければ自分自身が気づかない間になくなりますよということ
今まであるものが突然なくなることは恐ろしいですよということ
何もしないことに満足している状況に危機感を感じましょうということ
居心地の良さに満足していると、前進あるいは成長できませんですよということ
などなど
この物語に出てくるキャラクター、ネズミと小人がそういう教訓を例えてチーズを求める物語を展開していく内容です。
早くに読んでれば、良かったなと思いました。なのでこれからは状況変化にとまどわず、強い自分を作っていきたいと思う、今日この頃です。