仕事ができる人はなぜワインにはまるのか 著者 猪瀬 聖
この本の著者は日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパートを持つジャーナリスト 猪瀬 聖 氏
【仕事ができる人はなぜワインにはまるのか 著者 猪瀬 聖】
長者番付に出てくる、世の中でいわゆる成功を収めた経営者やビジネスマン。はたまた歴史上の人物ソクラテス、ナポレオン、チャーチル、エンゲルスなどなど。みなワインが好きだという。そしてこよなくワインを愛しているのだという。著者は冒頭で言っています
ワインは仕事やキャリアで役に立つからです。
ワインはお酒の中でも特に歴史があり、奥が深い。そしてワインほど作られている国はないというほど、たくさん種類がある。そんなワインのことをビジネス的な教訓も踏まえながら、ワインのことをたくさん書かれています。あまり詳しくない私に関して言えば、たくさんですが著者にしてみればこれでもごく一部だという。それほど深いということです。
ボルドーの1982年は「世紀のヴィンテージ」
フランスのボルドー地区。
ダイバーシティ(多様性)の時代にふさわしい飲み物
マイノリティー(少数派)の雇用や幹部への登用の拡大を意味する
。
ワインも人生同様バランスが大切
甘味と酸味のバランスが取れて初めておいしいと感じる。
会社勤めのワイン好きはいくらのワイン買っているか
もっともよく購入する価格帯は2000円~3000円。
ワインは飲むアート(芸術品)
1945年のロマネコンティがあるオークションで1000万円値がついた。
仕事の疲れを癒すのにぴったりの酒
ワインは気持ちを和らげ心に潤いを与える BY ソクラテス。
ワインスノッブは世界中から嫌われる
ワインスノッブとは知識を自慢するオタク。
ジェンダー・バイアス(性別で人の生き方を縛ったり決めつけたりする)
レストランなどでワインを楽しむカップルに変化している。ワイン社交界のルールが変わりつつある。
フランスワインから勉強するのがお勧め
世界のワインの比較になっているのがフランスワインである為。
最後の章ではトップビジネスマンと対談を掲載されております。ほぼ共通して言われているのが、ワインは精神を刺激し、人間関係を深める、最高のリラクゼージョンになるということ。
自分がこの本を選んだ理由は、以前自分は酒屋で働いてたことがありました。そのころもワインは特に本を読んだりして勉強していました。酒の中でもワインは奥が深く歴史がある知識が高い。なのでお客さんに売るときに詳しければ武器になると考えておりました。しかし勉強の途中でいろいろな事情があり、退職することになりました。他の業種に転職して、しばらくして、いろんな良書に巡り合い学んだ結果。自分が思ったのは、せっかく長く勉強した事を失わすようなことはどうかなと思いました。たとえ今が他業種であろうがまた、勉強するのもいいかなと思い手に取りました。この本を読み確信しました。この本に出てくるトップビジネスマンたちはほぼ他業種だということです。知識を深めれば深めるほど味わい深くなるワインというお酒まだまだ勉強してみようかと思う今日この頃でした。