オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

日本の右翼と左翼がわかる本 宝島社

自分は右翼なのか?それとも左翼か?を考えたことあります。右翼、左翼と聞けば少し怖いイメージもあったりするのですが、どうでしょうか。この本を読めば少し自分の立ち位置がわかってくるような気がいたします。

 

右翼、左翼という言葉はいつどこで生まれたの?

フランス革命時の議会の時らしいです。国王へ議会決議への拒否権を与え貴族院を存続させる王党派・保守派と、国王拒否権を否定し貴族院を廃止すべしとする急進派との対立のときにできたと言われてます。このとき、王党派・保守派は議長から見て右側、急進派は左側に集まりました。このときの議場は扇型をしており、鳥が翼を左右に広げたごとくでした。ここから右翼、左翼という表現が起こったらしいです。国王指示する派右翼、支持しない派左翼みたいな感じです。フランスの議会では、現在でも社会党は左側、共産党はより左、保守諸勢力は右側に席を占めているらしいです。

日本では右翼左翼という言葉はどうやら戦争前後に生まれてきた様な感じです。

右翼、左翼の歴史上人物の紹介があり、その中で自分が子供の頃テレビのCMでみた気のやさしそうなおじいさんがでて、「一日一善」とか「お父さんお母さん大切にしよう!」とかいっていた人が右翼の人物で紹介されていました。笹川良一という人物で競艇界の首領といわれ、反共右翼活動家だったみたいで驚きです。ノーベル賞作家の川端康成も桁外れの男だと、驚いていたらしいです。

その他にもいろいろ知らない人物が紹介されていました。自分としては興味があるのでこれからも関する本を読んでいきたいと思います。