10代からの考えるレッスン哲学のおやつ戦争と平和 著者 ブリジット・ラベ/ミシェル・ピュエシュ 西川葉澄 訳
【10代からの考えるレッスン哲学のおやつ戦争と平和 著者 ブリジット・ラベ/ミシェル・ピュエシュ 西川葉澄 訳】
子供からでも読める戦争と哲学本
なぜ戦争が起きてしまうのか?
どうやって平和な世の中にしていくか?
ページ数は少ないが、地球にとって、世界にとっても最大のテーマで内容は分厚い。
オバマが生まれた時から、すでに今のこの国、日本では戦争がなかった。
平和というものに、当たり前に育ってきた。
(余談だが、オハマのオヤジ、オハマカツヨシは戦争を体験している。戦争について、ただ今執筆中)
どうしたら戦争が起きないだろうか、どうやったら平和になるとか本気の本気で考えたことあるだろうか。
それよりも明日の自分の生活が、まず先に考えることだろう。
朝起きて、仕事や学校に行く。
そこには、様々なルール、規則が存在する。
おきて破りな無茶なやつが、わやくそしないようにルールというものが存在する。
それを大きく置き換えて、国同士のレベルで考えてみようと、そういうことがこの本には書かれていました。
最近では、北朝鮮がミサイルぶっ放したりするし、平和な暮らしも危うい状況ですし。
戦争と平和あらためて考えねばならぬ。
そーゆー思いで、この本を手に取りました。
以下本文より
もし人間がそのことを忘れて、平和が自然なものだと思っていると、世の中を平和にするための努力を忘れてしまう。そうすると戦争がまたはじまるおそれが出てくる。
平和な世界はいつでも、どこにでもつくることができる。たとえば世界の歴史を習うとき、違う意見の人たちと議論するとき、不正に対して反応するときに、平和な世界はつくられている。
人と人がある問題を解決するために、話し合うことができなくなってしまうと、けんかがはじまる。でも話し会いが続くなら、話し合いながらなぐりあうことはできないだろう。
世界を平和にするには、抑止力は危険な方法でもある。抑止力のせいで、人間はますます強力な武器をさがさなくてはならなくなってしまったからだ。
平和を望む人たちは戦争を望む人よりもずっと多い。でも、これだけではじゅうぶんではない。平和な世界をつくるためには、いつも今日、なにかしなくてはならない。それをわかっておくのは大事なことだ。