徹底図解世界の宗教 著者 島崎 晋
タイトルそのままのとおり、世界の宗教についての本です。
世界の宗教をほぼ網羅した内容。開祖、教義、歴史、美術作品、聖地などを、図解入りで説明しております。こりゃまた、まったく興味がなければチンポンカンポンな内容だと思います。図解入りとはいえ書いてある内容は難しいですな、きいたことない言葉のオンパレード。そんなかでも、オハマなりに勉強になりました。へ~そーなんだ的なことをこの本の中からいくつか紹介していきたいと思います。
へーそーなんだ的なことですが、それにしてもこのふたつの宗教、仲が悪いように思えます。
次は、図解
世界の三大宗教 キリスト教、イスラム教、仏教 世界で最も信者の数が多いです。
図解は、死後の世界観についてです。
キリスト教は、キリスト教を信じ罪を犯さなかった者は、最後の審判を受け合格なら天国へいき、アウトなら地獄行き。
信心深くし、現世は善い行いをしなさいという教え。
一方、イスラム教は、現世は仮の世で、来世で楽園にいくことが目的である。死は来世に行くための門にすぎない。楽園に行くためにも真面目に信仰しなさいよと、そういう考え。
日本でも、けっこう根付いている仏教は、輪廻転生、生まれ変わる。この本に書かれている仏教では、六道におとされる。六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道)煩悩をなくし、真理を悟ったものは仏になり、極楽浄土へいける。 と書かれていまいしたが、これは念仏宗教の考え、教えだと思われます。阿弥陀仏のほうですね。禅宗や法華経と違うってのが前回の本で勉強しているので、その違いがわかります。
日本人の宗教観は、以下本文より
日本人は無宗教だとよく言われる。確かに、日本人は一般に、宗教に無頓着に生活している。正月には神社にもいけば寺にも行き、結婚式を教会であげ、ハロウィンやクリスマスを祝い、葬式には僧侶を呼ぶことを、何の違和感もなく行っている。宗教に関して、悪く言えばいいかげん、よく言えば柔軟なのである。略
日本では1500年近くずっと、神道と仏教のふたつの宗教が並存してきた。
それは良いもの、おもしろいものなんであろうと取り入れる、日本人の開放的思考の表れだろう。
近代は宗教アレルギー、聞くだけでも蕁麻疹発症人多し。本当のところはどうでしょうか。
形を変えたり、宗教って言い回しをせず別の表現でやってきた場合どうでしょうか。
今までの、人生経験の知識で善知識、悪知識を見極めることができるでしょうか。
仏教は、あまり争ったりと聞かないけど、キリスト教やイスラム教は結構ドンパチな話をききます。でも、どの宗教だって幸福に人間を導くことに作らてきたのは確かだと思います。お互いのよいところは認め合いましょう。日本人ならではの考えではないでしょうか。
徹底図解世界の宗教 開祖・教義・歴史から聖地や美術作品まで [ 島崎晋 ]
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