18歳からの政治入門 日本経済新聞政治部=編
日本経済新聞政治部の編集部が、若者にわかりやすく、解説してるってうたっとる割には、わかりやすくはなかったと思います。
読み手の、知識が乏しければ難しいのかなと思う内容でした。これでも、日本経済新聞社はわかりやすく書いてあるつもりなんでしょうが。
読み終えて、正直中盤からななめ読みなりました。頭に入った感は、あんまりない感じ。読みなれてない読書にはそういう空振りもあります。
この本の構成は
序章 選挙に行かないと、なぜ損をするのか
第1章 政策って、なにか難しそう
第2章 政策って、だれが、どう決めるの
第3章 政党が多くてややこしい
第4章 どの候補者に投票しようか
第5章 選挙の楽しみ方
全5章の構成になっとります。
政治の知識に乏しい、オハマとしてはまず序章の『選挙にいかないと、なぜ損をするのか』に注目です。とりあえず序章ということで、その内容ピックアップし一部を紹介したいと思います。
以下本文引用
・大人だって政治はわからない
最近の衆院選、参院選とも投票率は50パーセント余りで、半数近くの大人は投票に行ってないからです。
・投票しない人は、「いないもの」として扱われます
政治はお人よしではありません。投票しない人、政治に関心のない人は、いないものと思って物事を決めます。黙っている人は、その政治を支持しているのと同じと扱われます。自分のことは自分で守る。その一歩が一票を投じることなのです。
・子供が親と同じ水準の暮らしを守るのも大変
戦後の高度経済成長期なら、仕事を頑張れば給料は上がり、生活はよくなりました。この頃の親は、自分の子どもの世代はもっと豊かになるとだれもが考えていました。しかし、今の親は自分の子どもが、親と同じ水準の暮らしを維持していくのも大変だと感じています。少子高齢化で高齢者のために若い世代ほど多くの負担をしなければならないからです。
・目先のことにとらわれた政治が、大きなツケを未来に残す
お年寄りの意見がより強く政治に反映されることを「シルバー民主主義」と呼びます。世界でも急速に少子高齢化の進む日本では、ほかの国に比べてこの傾向がより強いと言われます。
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