何がちがう?どうちがう?似ている日本語 著者 佐々木瑞枝
【何がちがう?どうちがう?似ている日本語 著者 佐々木瑞枝】
この本は我々が、日常生活で何気に使っている、日本語の意外な側面、微妙な表現・言葉の使い分けなど、日本語の楽しさを伝える本である。
「似ている日本語」二つの言葉の使い分けについて、解説とそれぞれの言葉の代表的な使い方が書かれている。
オハマも人としゃべったり、聞いたりするとき「あれ?この言葉の使い方変じゃね?」と疑問に思うことがよくある。
日本語って意外と複雑なんだよね。
そんなことを心の片隅に秘めつつ、本屋の語学コーナーをウロウロしてるときにこの本に出会った。
ページをめくってみて思ったのは、わかりやすい。
2ページの見開きに、右側に例題と文章が短文でかかれており、左側にイラスト付き解説してある。ささっと読んでしまいたい人におすすめ。
特に印象に残った部分を本文から紹介
「挨拶する」と「会釈」する
挨拶する・言葉を伴う
会釈する・軽く頭をさげること。言葉を伴わない。
「美しい」と「きれい」
美しい・調和がとれていて快く感じられる様子。
きれい・清潔、整然さの意味もある。
「無料」と「ただ」
無料・主に書き言葉(漢語)
ただ・主に話し言葉
「不在」と「留守」
不在・その場にいないこと。
留守・外出して家にいないこと。
その他にも、この様な例が約60項目ほどある。
全部読み終えて、知ってるようで気が付かなかった言葉たくさんあった。