ヒマチの嬢王① 著者:茅原クレセ
【211冊目】
【漫画】
【ヒマチの嬢王①】
【茅原クレセ】
◎本の内容を紹介
漫画の舞台は、鳥取県米子市朝日町の繁華街。東京新宿歌舞伎町のキャバクラで月間売り上げ一億円をたたき出した伝説のキャバ嬢一条アヤネが主人公である。地元の鳥取県米子市に帰省し朝日町(通称:ヒマチ)のキャバクラを活性化させるサクセスストーリーである。夜のお店、水商売を取り扱った漫画は今までたくさんあったが、大概は都心部の話が多い。近県じゃないと知ってる人少ないんじゃあないかと思う、鳥取県米子市にスポットを当ててるとこが、ディモールト非常に素晴らしい。キャバクラの内情も掘り下げて書かれているし、なによりも著者の地元愛をふつふつと感じさせられる作品。
◎選択した理由
前項と重複するが、夜の世界と鳥取県米子市という合わせ技に心を動かされたためである。設定が都心部ならスルーしてたかもしれない。
◎印象に残った部分と感想
キャバ嬢が仕事を終えたアフターのすっぴんの顔が不細工に書かれているのが印象的だった。オン、オフの顔をリアルに表現する為だと思われる。いいセンスだと思う。
接客やシステム、お酒の銘柄なんかも詳しく解説されているところがよかった。ストーリーもわかりやすい。
1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 著者:加藤俊徳
【210冊目】
【医学】
【1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」】
【加藤俊徳】
◎本の内容を紹介
脳内医学の超エキスパートの著者が書いた本。研究に研究を重ねた結果、脳は使い方次第で何歳からでも成長できることを発見したらしい。1万人ほど患者をみて、経験を積んでいろんな事がわかったらしい。脳の機能は大きく8つにわけられる。それを「脳番地」と著者は言っている。
伝達系脳番地、運動系脳番地、理解系脳番地、視覚系脳番地、聴覚系脳番地、記憶系脳番地、感情系脳番地、思考系脳番地。
どの脳番地が得意か不得意かを見極め使いこなす。苦手な脳番地があるのであればトレーニングして伸ばしていく。使い方についてはこの本書で詳しく書かれている。さほど難しい言葉を使ってないので、専門知識がない人でも読みやすい。自分と重なる項目を目次から選んで読むと頭に入りやすい。順番に読まなくてもよい本だと思う。
◎選択した理由
仕事でヘマをやらかし、上司に言われた言葉が「おめえ全然脳使ってねえーな。脳を使うことを今までの人生でさぼっとる」とキツイ指摘を受けた為、何か参考になる本はないかと探したところ、この本に巡り合った。
もうひとつの理由は、大腸ポリープの手術で2日ほど入院する羽目になり、病室で暇をもてあますから、本でも買っておこうと思ったから。
◎印象の残った部分と感想
この本を読んで思ったのが、どうやら考えて行動するという思考系から運動系に伝達するプロセスが上手くいっておらず、苦手なんじゃあないのかと感じた。
何歳からでもトレーニング次第で脳を成長できると書いてあったので少し救われた気がいたす。
疑う力「常識」の99%はウソである 著者:堀江貴文
【209冊目】
【ビジネス】
【疑う力「常識」の99%はウソである】
【堀江貴文】
◎本の内容を紹介
本文引用:「常識」を疑え本書で伝えたいことは、この一言に尽きる。
そもそも常識なんていうのは、とても曖昧で、バカバカしいものだ。
いちいち辞書なんか引くことない。コミュニティのみんながなんとなくもっている共通認識、くらいに考えておけばいい。
物事の「本質」を見抜けなければ死ぬまで搾取され続ける。
本書では、現在の世で常識とされていることにホリエモンが次々とぶった切っていく内容である。
◎選択した理由
あまりにもテレビでの印象操作や報道の偏りに、疑問を持っていたのでそれと照らし合わせる意味でまさにぴったりのタイトルと内容だったので読むことにした。
◎印象に残った部分と感想
ホリエモンが切り込んでいた、内容のほとんどがテレビ、メディアの偏向報道についてのものが多かった。何も疑わず、何も気にせずメディアの情報を簡単に鵜呑みにする人が多いと感じていたし、改めて再認識した。その鵜呑みにする人たちとの会話のズレやジレンマをホリエモン節でザクザクと語ってくれるのが爽快な本である。
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時給思考 著者:金川顕教(かながわ・あきのり)
【208冊目】
【ビジネス】
【時給思考】
【金川顕教(かながわ・あきのり)】
◎本の内容紹介
本書引用:死ぬまでズーっと、他人に時間を奪われる人生。本当に、あなたは後悔しませんか?
●働けば働くほど、時給は下がる
●タイムイズマネーなんて生温かい。タイムイズライフ、時間がすべて。
●年収や月収ではなく、時給で考える。
●コンビニのアルバイトを極めても、時給は上がらない。
●時給は2倍ではなく10倍を目指す
●「時給以下のことは」は、絶対にやらない
●1日24時間を2400時間に増やす方法
●時間を奪う「時間泥棒」とは距離を置く
著者は金よりも時間、すなわち時間とは命そのものという考えである。時間がなければ金も生まれない。徹底した時間術を本書で熱く語る。
◎選択した理由
最近だらっとした時間過ごしてんじゃね?ここいらで自分に闘魂注入する意味で、今回の本を選んでみた。こういうことを頭の片隅にでも入れるのと入れないのではその後の行動に大きく影響しそうな気がする。
◎印象的に残った部分と感想
時間に対しての執着は、ホリエモンに通ずる部分がかなりある。とにかく無駄、やりたくないことはしない。時間のつく、時給、日給、月給の給料で稼がないように自分で稼ぐ力を身につける。自分ができるようになった仕事は人に任せて新たな仕事をしていき個人の時給単価を上げる。著者は本をたくさん読めと言ってる。この本の構成は、非常にわかりやすく読みやすい問いに対しての要点を、3つほどにわけて解説してくれるので一気に読めると思います。
性善説に蝕まれた日本 著者 ケント・ギルバード
【207冊目】
【社会】
【性善説に蝕まれた日本】
【ケント・ギルバード】
◎本の内容を紹介
本文引用:日本人には嫌な記憶をすぐに忘れる遺伝子があるのかもしれません。国際化はどんどん進み、江戸時代の「鎖国」には逆戻りできない。そんな時代、日本人が好む「性善説」がいかに危険なのか。本書を通じて理解頂けると、著者として望外の喜びです。ケント・ギルバード
”性善説”とは?
ウィキペディア引用:性善説(せいぜんせつ)とは、人間の本性は基本的に善であるとする論理学・道徳学説、特に儒教主流派の中心的概念。人の本性に関する考察は古今東西行われてきたが、「性善説」ということばは需家のひとり孟子に由来する。以下、中国における「性善説」について解説する。
◎選択した理由
以前読んだ、ベンジャミン・フルフォードの本やトランプ大統領失脚などの陰謀社会的な話に興味があり、熟読に至った次第である。
◎印象に残った部分と感想
著者ケント・ギルバードの日本愛をふつふつと感じる内容だった。かなり保守的な感じです。今の政権もそれなりに評価しているのが感じられる。逆に左傾的なものに対しては強くディスっている。反日中華人民共和国、韓国。自虐史観の強い朝日新聞、野党の肩を持つマスコミ・メディアなど。読んで思ったのが、以前読んだケント・ギルバードの本でも同じことを書いてあった。本の題名変われど主張は一貫している。あ、同じこと言ってるだけか。
アルキメデスの大戦1巻 著者 三田紀房
【206冊目】
【漫画】
【アルキメデスの大戦1巻】
【三田紀房】
◎本の内容紹介
週刊ヤングマガジンで連載している。現在も絶賛連載中である。漫画の舞台は戦争真っ只中の1933年昭和8年、第一次世界大戦が終わり、第二次世界大戦がはじまろうとする日本である。主人公は数学とか計算、計測が大得意の元帝大生。大学も卒業したしアメリカに渡米するぞーとしてた時に、海軍から白羽の矢が立った。海軍内では、軍艦を作るにあたって内輪で揉めていた。対立する二つの派閥が、「おめーのところの軍艦安すぎだろーが!」「正規の見積もりの値段だからこんなもんだろーが!」とかで争っていた。
山本五十六(やまもといそろく)率いるチームが、頭の良い数学の天才主人公櫂直(かいただし)を引き入れ対立する平山忠道(ひらやまただみち)一派と、軍艦作成をめぐって争っていく物語である。
◎選択した理由
オハマがちょっとした病気で入院することになり、病院で時間がありあまって暇になる可能性があったので、近所のゲオで借りて読むことにした。
◎印象に残った部分と感想
実在する歴史上の登場人物がでてきて、リアルに感じます。おそらく実際に起こったことを忠実に再現しているのだと思われます。戦時中の話ですが、銃撃や爆撃とかはなく現在でもよくある内部の内輪もめ大人の事情が緻密にかかれているのが、とても面白いと思った。漫画のわりに字は多いから他の漫画にくらべて読む時間はかかった。
まだMMT(現代紙幣理論)を知らない貧困大国日本 著者:小浜逸朗
【205冊目】
【経済】
【まだMMT(現代紙幣理論)を知らない貧困大国日本】
【小浜逸朗】
◎本の内容紹介
日本を貧乏にする「悪い学問」を捨てよ!令和2年が「滅び」への道を加速させるという悪い予想が成り立ちそうです。けれどもまだ間に合います。そのためにこそ、日本国民全員が、正しい認識を持つ必要があります。正しい認識は、平成時代にまき散らされた「悪い学問(思想)」の病素を徹底的に取り除き、代わりに「よい学問(思想)」の利点を積極的に取り入れていくところにしか成り立ちません。(「あとがき」より)
・・というような内容が書かれている本である。
◎選択した理由
タイトルをみてなんとなく読もうかと思ったから。特に深い理由はこれと言ってなし。
◎印象に残った部分と感想
この著者の言い回しや文章は専門的用語が多く、玄人向けに書かれているためオハマみてえな一般人以下のチンパンジーレベルの知能では理解するのが難しい。
一応読んだけど、内容ほとんど入ってこん。あくびした回数限りなし。
経済知識に自信のない人は無理に読む必要なし。
この著者は安倍政権が嫌いらしい。今となってはもう古臭く感じる気もする。
疲れている時にこの本を読むと、すぐ睡魔がやってくるので睡魔を呼び寄せるのに最適な本だと思う。