オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

経済のことよくわからないまま社会人になった人へ 著者 池上 彰

このシリーズで、前に会社のことよくわからないまま社会人になった人へを読んで、掲載しました。今回は経済についてです。恥ずかしながら、いい年こいて正直よくわからないことたくさんあります。経済の類の本は何冊かは読みましたが、内容をきちんと理解するのは難しいです。やっと読み慣れてきたところで、ジャーナリスト池上彰氏が手掛ける本を手に取ることにしました。

やはり、池上彰氏の解説は非常にわかりやすいと思います。ところどころに図解も入っているので、読みやすい感じです。

買う  投資する  借りる  世の中をつかむ  備える 納める   と6つの構成にわかれており、お金の一連の動きを細かく解説しております。

買うという行動は、その商品を作っている企業の投資もしくは投票だということ。日常で誰しも行っている、この行動も立派な経済活動だという。

リストラって言葉は日本では、多くの人は首切りっていう認識ですが、アメリカでは再構築する、仕事のやり方を変えましょうと言う意味らしいです。

借りるの章を読んだときは、自分でも知っている単語が多く出てきました。リボ払いとかが、そうです。私も若いころ消費者金融でお金を借りた経験があり、エライ目にあったことがあります。ちゃんと借りることの大切さを勉強していれば無茶しなかったのではないかと思う今日この頃です。

世の中をつかむの章では、自分はちょっとよくわからなかった、リーマンショックサブプライムローンの金融破綻が起きたきっかけなど、池上節で解説しております。

本の最後に、一年に一回は、自分自身を見直す

生活のリストラ

をしたらどうでしょうかと書かれておりました。お金ときちんと付き合い、向き合う為にやっておく方が良いということらしいです。

言い方を、変えれば

人生のリストラ

本当にやりたいこと、好きなことを知る。リストラって言葉は、ネガティヴなことではなく、もっとポジティブな意味を持たせ認識しようということですね。

他にもいろいろ書いておりますが、とりあえずこれくらいにしておきます。何回も読み直してもいい本だと思いました。