オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

うちの娘はAV女優です 著者 アケミン

タイトルから推測するに、AV女優の親にインタビューし、その思いを語る内容なのかなと思って読んでみました。

しかし、実際はAV女優側からのインタビューでした。デビューするきっかけや、親にカミングアウトや、親バレしてしまったこととかでした。

著者であるアケミンが、AV女優にインタビューして、文章に起こしているのですが、言葉の表現の仕方が非常にセンスがあると感じました。AV女優にインタビューしている時に、みせるその人の仕草や、言動から読み取れる気持ちや、見え隠れする内面などを上手く言葉で表現しているなと思いました。オハマはそういう著者の文章による表現とかも、注目しながら読んでおります。

見る者を官能的な世界に誘い、かつ刺激で妖艶、欲望と妄想が頭の中を回転するAV。

作品ができるその裏側ではいろんな多くの人が動き完成されていく。なぜ、AV女優は親にバレる覚悟でデビューすることになったのか疑問に思います。何人かインタビューに応じて答えてるのですが、共通する部分があったりします。家庭内での環境がおもに影響しています。

父親が非常にバイオレンスで暴力を振るっていたりします。金銭でのトラブルとかもあったりします。両親が金のこととかで揉めて、親父が暴れて家族に暴力を振るう。そういった環境から生まれてくるお金の価値感と普通の家庭から生まれてくるお金の価値感は、非常に違いがあるのではなかろうかと思います。

金さえあれば、苦労はない報われるという考えにいたり、裸になる商売を選択するというプロセス、サクセス、そして、セックス。

光と闇、舞台の裏側が書かれております。

根っからの、色好きものセックス依存症みたいな人もいるらしいです。そういう人たちも家族環境が普通に比べて、変わっていたりします。この人たちの多くは家庭環境が影響しています。

一般のごく普通の家庭環境の人の中からAV女優を目指す人は表れるらしいです。もはや、セクシー女優は身近な存在になってきているのかも知れません。2008年のリーマンショックから、DVDの販売が厳しくなってきたので、その頃から一般のメディアにも、AV女優は登場する様になってきました。一般の人の目にも触れる様になり、DVDの販売を伸ばしていくそういう傾向になってきました。すなわちそれは、AV女優に憧れる一般女子も表れ始めてきたらしいのです。安易に考えるその世界にいったい何が起こるのでしょうか。次回オハマの読書無双『少女はどこでセックスを学ぶのか』お送りします。また次回お楽しみに!


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