頂きはどこにある? 著者 スペンサー・ジョンソン 訳者 門田美鈴
本書「頂きはどこにある?」は「チーズはどこへ消えた?」の著者が出した本である。
谷間に住む不幸な若者。彼はまだ見ぬ世界をもとめて必死で山の頂きへと登り、そこで不思議な老人に出会う。
老人が教えてくれてたのは、「山と谷の対処法」
仕事と人生における良い時期と悪い時期を思いどおりに操るスキルだった。
世界的超ベストセラー『チーズはどこえ消えたの?』のスペンサー・ジョンソンが贈る、新たな人生の指針。
『チーズはどこへ消えたの?』が面白かったので、近所の本屋で買ってみた。続編(迷路の外には何がある?)が最近発売されたらしい。
小説みたいに、物語調になっているので内容に入りこみやすいと思います。
山というのは、人生における順境で谷というのは逆境である。逆境を乗り越え順境に上手く変換していくところが印象に残った。印象に残る言葉がいくつがあったので書いておきます。
仕事で、私生活であなたの山と谷を活用する
現実を味方につけよう
いま、山頂または谷底にいるなら、こう自問しよう。
谷から早く抜け出すのは
逆境にひそむ利点を見つけ、活用しよう
山に長くとどまるには
順境に感謝し、賢く対処しよう
次の山に到達するには
あなたの理にかなった
未来像に沿って行動しよう
人々を助けるために
この物語をほかの人たちにも伝えよう
人生には、必ず山と谷がある。谷いるときにも冷静に対処し、山にいるときもそれに感謝し、仮に再び谷転げ落ちることに備えておくことが大切だなと思った。