血の轍1集 著者 押見修造
ネットでつまらない調べものしていた時に、偶然広告で知った作品。
レビューで知った内容は、母親が毒親で行き過ぎた過保護と書かれていたので、読んでみたくなった。
なかなか取り扱われなさそうなテーマ。サスペンスものらしい。
この作者の作品は初めて目にする。作者は有名な作品を世に送りだしているみたいっす。実際この作品を読んでみて、なるほどなと思った。
絵が上手いし、セリフも少ないコマ割もスロ~な感じで、それがかえって不気味さを演出している。絵のタッチ割と爽やかなのに。
ストーリーは読み続けていかないとわからない点もある。
読者は主人公と同じ気持ちになり、母親が何してくるのかわからない恐怖に襲われる。サスペンスというよりはホラーではないかと思う。
この作品は漫画っす。
作品データ
母親静子が、息子静一に対して異常な過保護
近親相姦一歩手前(てかすでにいっちゃてるかも)
母親は年齢の割に美人
息子中学校一年生
親戚からは過保護すぎると野次られる
母親野次うざがる
息子幼少のころ謎のトラウマがある
単行本巻末に不気味な親子のフォットアルバムがある
あまりあれこれ書くとネタバレになるのでほどほどにしたいと思う。
巻末の不気味なフォットアルバムがあると書いたが、オハマがそう思うだけでみる人がみるとそう思わないと思う。ただこの先このアルバムが巻が進むにつれておぞましくなる気配がある。