オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

5億年後に意外な結末ピグマリオンの銀色の彫刻 原作 菅原そうた 絵 USI 構成 桃戸ハル

【179冊目】【5億年後に意外な結末ピグマリオンの銀色の彫刻】

【児童書】【原作:菅原そうた 絵:USI 構成:桃戸ハル】

 

言わずと知れた、かの超有名な話『5億年ボタン』が収録されている本である。

『5億年ボタン』とにかくこの話がめちゃ有名でネット動画などでよく取り上げられている。オハマが知ったのは5年程前、ネットでみつけた。

世にも奇妙な物語っぽく、ブラックユーモアで、とても好きな話である。

 

『5億年ボタン』のあらすじ

ボタンを押すと一瞬で、百万円稼げるというバイトがある。

ただし、ボタンを押すと脳に微弱な電磁波が流れ意識だけが異空間に飛ばされる。

異空間で5億年生きなければならない。死ぬことはもちろん、眠ることもできない。

何もない空間で( ゚ ρ ゚ )ボーっと、ひとりぼっちで過ごす。

見事、5億年を迎えたらその間の記憶が消されて、ボタンを押した瞬間に戻ってくる。

感覚的には一瞬で、百万円を得ることになる。

 

オハマが怖いなと思うのは、主人公の友人が先にボタンを押して簡単にお金をGETするとこを最初に見てしまうこと。はたから見れば一瞬で金を得ている様に見える。

そんなの見れば押してしまいそうなとこが怖い。

主人公は、「なんだ楽勝じゃん」と思いボタンをポチっと押してしまい5億年スタートしてしまった。

5億年という気の遠くなる時間を味わうことになる。

ネットでは、押すのか押さないのか様々な論争を繰り広げらているが、私は押さない派です。

 

こんな感じの話が、多数収録されておりどれも面白い。

人間の脳に幸福という感覚をずーっと、与え続けたらどうなるとか。

タイムマシンで過去に戻ったらどうなるとか。

哲学、SF、科学の要素が入ったブラックユーモア漫画です。

児童書のコーナーに置かれているが。大人でも楽しめる。

内容は、ほぼ漫画だからどなたでも楽しめると思います。


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