正直不動産:夏原武(原案)水野光博(脚本)大谷アキラ(作画)
【218冊目】
【漫画】
【正直不動産】
【夏原武(原案)水野光博(脚本)大谷アキラ(作画)】
○本の内容を紹介
嘘八百の口先達者な、不動産屋の営業マンがこの作品の主人公。千三つ(千個の内真実は三つという意味)と言われる不動産業界で正直な営業でのし上がろうとする物語である。
主人公はなぜ、正直な営業をする事になったのか?工事竣工前に祭られてる祠を誤ってぶっ壊してしまった。その神様の怒りにふれ嘘がつけなくなる呪いをかけられてしまったのである。今まで嘘で契約を取ってたので、それが出来なくなり落胆してしまうが、正直な営業でも成果がでると確信しそのやり方で契約を取っていくという物語。
不動産に関する知識がてんこ盛り、不動産の専門書にも匹敵する様な内容になっている。
不動産屋の闇、裏話もたくさん書かれている。
不動産購入にあたって、知らないというのがどれほど損なことかを痛感させられる。
漫画だけど、字が多いが読み応えはあると思います。
○選択した理由
知識を増やせる漫画を探していたところ、この本に出会った。専門分野はとっつきやすい漫画から入門するのが一番だと思う今日この頃。
○ 印象に残った部分
主人公は、嘘がつけず正直一本でいくのだが、周りの競争相手やライバル達は余裕で嘘ぱちの口からでまかせ営業で仕掛けてくる。
それに対して誠心誠意の営業で闘うのがこの作品の見どころでもある。
不動産の勉強にもなるので知識を増やしたい人はお勧めできる漫画である。
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