処女総理 著者:沢里裕二
【221冊目】
【官能小説】
【処女総理】【著者:沢里裕二】
今年は主に小説を読んでいこうかと思います。
ゆっくりマイペースで更新も少ないですが、たくさん読んでいきたいと思います。
◎本の内容を紹介
中林美香37歳。元テレビ報道記者が政界へ転身する。衆議院小選挙区でなんとか当選を果たす。いろいろ問題トラブルを抱えながら総理になっていくサクセスストーリである。そして男性経験がない処女である。タイトル通り初見オチ。
この物語は、一応セクシーエンターテイメントとなっているのだが、お色気要素は前回紹介した小説【内閣色気仕掛けハニートラップ担当局】より少ない。
前回は少し話が進めばすぐにお色気シーンがはじまり物語りがオマケみたいな感じだったが、今回は物語が中心でお色気がオマケみたいな感じである。
◎選択した理由
以前から、官能小説にチャレンジしてみたかったのと政治永田町系の物語を読んでみたかったからである。
◎印象に残った部分
物語のモデルの人物が、現実に実在している人がモチーフになっている。イメージしやすい。作者は凄く政治の世界に詳しく、本間にそうなんちゃうんかっていうほどリアルに描かれているのが印象的だった。
官能小説ではなく、完全に政治の世界を皮肉った現実に近い物語だと思った。
読むと多少政治リテラシーも高めていけるそんな本だと思った。
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