たいせつでいっぱい 著者 しぶや きみえ
サンマルクへやってきました。アイスコーヒーを注文した後、今日は何を読もうかと本棚を眺めて無造作に手に取った一冊がこれでした。
たいせつでいっぱい
これはまた絵本ですね。2匹のかわいいウサギが登場します。オスウサギとメスウサギの微笑ましい物語でした。笑顔や嬉しさという感情をキラキラという星で表現しています。最後オスウサギがメスウサギに渡すハートは思いやりや温もりといったところではないでしょうか。
人の大切な感情の部分を最後に言いたかったのではないでしょうか。今日見た映画トランセンデンスのラストもそういうふうな感じでした。人工知能が世界を支配するという話しでしたが、人間が持つ感情には敵わないということでした。壮大なスケールのSF物語も、ほのぼのとした絵本の物語も人間の持つ素晴らしい感情を大切にしようという訴えが込められている様な気が致します。いやぁ絵本ってほんといいもんですねぇ。