「言いにくいこと」をハッキリ伝えても、なぜか好かれる話し方 著者:藤由達藏
【254冊目】
【啓発】
【「言いにくいこと」をハッキリ伝えても、なぜか好かれる話し方】
【藤由達藏】
伝え方系の本を読んだ。
著者は学生時代明るく社交的で話すことを苦に感じたことはなかった。
しかし、社会に出て仕事で会話すると上手く喋れず悩んだそうである。
オハマにも似た経験があり、仕事以外で会話はできるが、業務になるとしどろもどろになることがあった。
今でも重要な話になるとおどっとした、仕草が出てしまうことがある。
伝えている内容が一緒でも、身の振り方声のトーンなどで受け取る側の印象はだいぶん違ってくる。
言いにくくても伝えなければならないことがある。
仕事では特に、この状況が頻繁にやってくる。普通にやってれば何て事はない仕事でも失敗を招く恐れがある。
「あいつは大丈夫か?」と周りに不安を与える要因になる。
そんな状況で悩んでいる人を解決に導いていけそうな本である。
この書籍の中から印象に残ったことをオハマなりに抜粋。
テンションを上げて伝える方法がある。
暗い顔して沈んだテンションで、仮にまともなことを伝えようとしても受け取る側は不信を抱いてしまう。明るくはつらつと伝えようとすれば受け取る側も聞き入れやすい。
目的・表情、動作・気分をセットにしておくと便利である。
姿勢を正しく整えることが大事。
姿勢が悪いと相手に不格好で変な印象を与える為、正しい姿勢を普段から心がける。
眼をそらさず相手の眼を見て話す。
相手の間合いを詰め過ぎず、遠すぎず距離を取る。
話をしている人に対して、第三者が褒めていたことを伝える。その人がいないところで褒めていたことを知ると信頼度がアップする。
逆に悪口など言うと信頼度はダウンし、関係が破壊される要因となる。
あまり乗り気じゃあない誘いの断り方。
中々本当の事はいいづらい。はっきり言ってしまったら角がたつ。
気まずいムードになりがち。かと言って誘いを受ければストレス貯まる。
前置きを入れるというテクニックがある。
誘いに対して感謝の気持ちを述べる。誘いを理解を示したあとやんわり断る。
最期にもう一発御礼を言う。
相手がよかれと思ったことを認める。気の進まない誘いや余計なおせっかいにも感謝を示すことが大事。
意外とこういうコミュニケーションは知ったつもりでも、実はできていない。
どうも感情がつい先走る傾向がある。
この本を参考に、上手く伝えられる様になりたい今日この頃。