オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

アンジュール ある犬の物語 作者 ガブリエル・バンサン

今日は休日で朝からゴルフの打ちっ放しにいき、その後優雅に家の近所のサンマルクでアイスコーヒーを飲みながら、読書をしています。

置いてある山陽新聞を読んだ後、棚に何冊かの絵本があったので一冊手にとってみました。そういうわけで、今回は初の絵本の書評をしたいと思います。

アンジュール ある犬の物語 作者 ガブリエル・バンサン

なんと文字はありません。30年ほど前に発行されたみたいです。ベルギーの作者だそうです。すべて鉛筆で描かれていいます。簡単そうに書かれていますがデッサン力はかなりあると思います。犬の悲しい気持ちが伝わります。犬の吠えるタッチが妙にリアルです。私は犬の後ろ姿と、振り向く姿が好きです。

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ガブリエル・バンサンさん流石っすね

犬のデッサンいいっすね

カイジから経済を学べ 著者 丹羽 由一

カイジから経済を学べ 著者 丹羽 由一】

漫画カイジから行動経済学を学びましょうという本です。タイトルそのままですが。私もカイジシリーズは大変に好きでヤングマガジンでの週刊連載は毎週欠かさず読んでいます。行動経済もそうですが、ギャンブルにおける心理的駆け引きなどもたくさん盛り込まれています。前回紹介した本

の著者千田琢哉氏も漫画カイジは一度読んでおけと書かれていました。各著者がおすすめしている漫画です。

 

「席は後2つ」「今埋まった」

遠藤という金融会社のやくざがカイジにギャンブルの参加の席を持ち掛けた時にいったセリフです。

ウェブレン効果(付加価値)

限定ということに価値を見出す効果のことです。人間限定といわれると弱いとうこと。

大負けのあとどこまで退くか

人は選択することが苦手。なぜなら選択することにより何かを失うからです。

フレーミング効果「松竹梅の罠」うなぎ屋のメニューに松竹梅とあれば、ほとんどの人が竹を選択するのだという。世界共通の人間の心理で端っこ嫌いの法則だそうです。

「100%じゃないんだ!」

人間は100%の意味に確実を持たせる。人間は必要以上にリスクを恐れる。保険もビジネスに成立する理由もここにある。保険料とは99%を100%にするために支払うコスト。リスクはゼロにならない、成果に見合ったものに収める。

 

カイジから経済を学べ

カイジから経済を学べ

 

 

読書の技法 著者 千田琢哉

10月に入りました。季節は秋だというのに、まだまだ暑い日が続きます。そして、秋と言えば読書。読書の秋。なのに最近仕事でバタバタして本が読めてないです。ブログの書評もしなければと、あせりはじめました。ふんどしを締めなおして、挑戦チャレンジ再トライっといった感じです。

そういった意味で今回書評するのが

【一生イノベーションを起こしつづけるビジネスパーソンになるために20代で身につけたい読書の技法 著者 千田 琢哉】

少しなまけていたのでリハビリするには丁度いいかなと思います。そして、この本にも書かれている 

落ち込んだ時は読書 

それは幸せだということです。なぜなら運命の本に出会えるチャンスだからです。私も本が読めない、ブログが書けないと落胆していました。もう一度この本を手に取り中身を見てみました。改めてみると刺激的なことがたくさん書かれていました。

読書しない人は40代以降が悲惨

読書しない人が40代になると今いる場所で輝いていない

ガツンとくる言葉です。私は40代になったばかり。20代の頃は本なんか全然読んでおらず漫画ばかり読んでて、30代から少しづつ読み始めた感じです。40代に近づく頃読まないとやばいということがわかりました。どうやらこの著者が言うには、読書しない40代に多いのは、薄い知識で自分の経験だけで威張りちらしている傾向があるのだという。確かによくみかけますよねこういう人。

愚痴らないために、読書する。

いろんな職場でたくさん聞いてきた。従業員がグループで愚痴っている光景。愚痴というものは同じレベルの人間同士で言い合うものだそうです。

私の意見としては愚痴を言わなくても、愚痴軍団の輪の中にいてつるんでいたら愚痴を言っているのと同じだと思います。そういう軍団の中で腐るぐらいなら読書しましょうということ。成長を求める人は読書をしている。愚痴の時間は人生のムダ。

「貸して」と言われたら手放すチャンス。

この著者は本の貸し借りが嫌いで本を貸せというやつは信用ならんらしい。なぜなら貸した本は返ってこない。だから人間関係も悪化するきっかけになる。読みたい本は自分で買って読みましょうということ。本に投資しましょうということ。

挑戦するべし!

 

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所第200巻 著者 秋元治

2016年9月 衝撃的なニュースが目に飛び込んだ それは週刊少年ジャンプに連載されていた。【こちら葛飾区亀有公園前派出所】が連載終了 1976年から始まり、巻数は200巻を突破し、40周年を迎えた。私が子供のころにはもうすでに50巻くらいが出ていて、それでもすごく長い連載しているなと驚いておりましたが、200巻というのは、そのころから言うと考えられない数字です。この漫画のいいところは、ほとんどの話が1話完結になっているので、どの巻からも読めて、週刊誌も、回が飛んでてもいつでも読めるというところにあります。学生の時はジャンプを買って読んでましたが、大人になるとあまり読まなくなりました。コンビニとかで、ジャンプを立ち読みしても連載している漫画がほとんどストーリーものなのでついていけないですが、こち亀に関してはそれがありませんでした。連載が終わってしまうのは、やはり寂しいですね。

個人的にこち亀の中で好きな回があります。大原部長がオチで「両津のバカはどこだ!」っと言って激怒するお約束の回の話です。この最終巻でも収録されていたので、よかったです。

40周年&200巻おめでとうございます!両さん勤続40年ご苦労様でした!作者の秋元治氏お疲れ様でした!

 

 

白竜LEGEND41巻 原作 天王寺大 劇画 渡辺みちお

仕事も出張であちこち、しかも多忙になってきました。ブログ記事も書こう書こうと思ってても、なかなかできないもんです。再び気を取り直し、いっちょやったるかなと思う今日この頃です。前回に続いて、今回も漫画【白竜LEGEND41巻】です。白竜の若い頃の話が続いております。もはや、ヤクザ漫画とはかけ離れた世界になっておりますが、これはこれでなかなか面白い内容となっております。愛する恋人を追ってガンボジアへ。なんと恋人が売春宿に売り飛ばされていたという衝撃的な内容です。しかもそこの売春宿はこの世の最低な場所で客を取らされているという。助けるのには、命がけのリスクがあります。そこを取り仕切っているマフィアと揉めることになります。この巻で白竜が言ったセリフ

「俺は…強くありません 強くならなきゃ…自分をそのように奮いたたせているだけです」

なにか心に響くものがあります。そう思わなくては信念が貫けない時があるのではないのだろうかと思いました。

 

 

白竜-LEGEND- 41

白竜-LEGEND- 41

 

 

白竜LEGEND40巻 原作 天王寺大 劇画 渡辺みちお

今年に入ってから、読み始めた白竜もいよいよ40巻に突入しました。ストーリーは暴力団の話しですが、巻が進むにつれて国際的で社会的な感じの話しが頻繁に出てきます。そして、今のこの巻に収録されている話しは、主人公白竜の若き頃の物語になっています。今までは謎のベールに包まれていた白竜でしたが、なんと!彼はタイ人でした。離ればなれになった恋人を探す旅に出ています。舞台は、タイランドバンコクです。大人の白竜とは違い、若い白竜は情熱で真面目で感情も豊です。頭のキレるとこは、この若いときからどうやら備わっていたみたいです。恋人探しをしている中で様々な陰謀の渦に巻き込まれている様子がこの巻には収録されております。この巻だけをみたら暴力団の話しとはわからないですね。

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情報を200%活かす池上彰のニュースの学校 著者 池上 彰

情報を200%活かす池上彰のニュースの学校 著者 池上 彰

また池上彰氏の本になります。やはりこの人の本は読書初心者にもわかりやすく知識が乏しい人からでも読みやすそうな感じがします。自分の周りの人で新聞を毎日すみずみまで、見ている人は何人いるだろうか?インターネットのヤフーニュースなら目を通しているっていう人は何人か聞いたことはあるのだが。著者池上彰氏は新聞を1社だけではなく、何社もとって読み比べているのだという。新聞社によって、同じニュースでも表現やニュアンスが違うのだという。全然新聞を読まない人は新聞なんてどこの新聞社でも同じだろうと思ってしまうんではないかと思います。全部の記事をすみずみまで読まなくてもタイトルぐらいをザーっと読んでもかまわないとのこと。気になる記事があれば切り取っておくとか。小さな記事でも気になればとっておくこととか。そういうニュース新聞を読み取ることの大切さの本でした。この本を読んでから、新聞を読むことに関心を抱きました。

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