オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

いつだってマンガが人生の教科書だった 著者 千田 琢哉

これから先、君に降りかかる難題を解くヒントはすべてマンガに描かれている 【いつだってマンガが人生の教科書だった 著者 千田 琢哉】

 

千田琢哉氏の本は何冊か読みました。それで常々この著者がよく申されているのが、マンガは立派な読書だということ。千田氏も学生時代にたくさんマンガを読んだという。マンガも、もちろん読書と胸を張って言えるような気がいたします。

そして著者は冒頭で言ってます

私がマンガの中で一番好きなのは、

悪党のボスのセリフだ。

悪党のボスのセリフにこそ、

人生のエッセンスが

詰まっていることが多いからだ。

文字だけを読めば、

まるで自己啓発書そのものだ。

 

この本の中で特に好きなマンガの格言をピックアップ。

 

ギャンブルで大切なことは、神頼みしないこと  カイジ

 

人生の意味とは、いつもあとからわかる。  黄昏流星群

 

人間が作ったものは、すべて自然の模倣に過ぎない。  火の鳥

 

人は思春期までに満たされなかったものを、生涯追い続ける。  殺し屋1

 

圧倒的な力をつけたら、たとえ演技でも不器用さを残しておく。  キン肉マン

 

のび太でさえgiftedがあった。  ドラえもん

 

喧嘩するのが面倒だと思ったら、桁違いを目指すこと。  ドラゴンボール

 

群れると二度目の死が早く訪れる。  北斗の拳

 

自分の弱さを熟知している人間が、トップに立つ。  カメレオン

 

「マンガだけを読む人間になってはいけない、マンガを読んだら同じくらいの小説や哲学書も読み、一流の絵画に触れて人生の糧にしなさい」

 手塚治虫

 

 

まちのいぬといなかのかえる モー・ウィレムズ 文 ジョンJミューズ 絵 さくまゆみこ 訳

アメリカの二人の絵本作家によって作られた作品です。まちのいぬといなかのかえる 

絵本ですね。

モーという絵本作家はあの有名なセサミストリート放送作家でもあるのだという。

読んだ感想は、季節その時に遊んだ友達との思い出を大切にして、そして別れ、また新しく出会った人と思い出を作って行く心のリレーというところでしょうか。

絵本で書評するというのは、本当に心で感じた事を書く難しさがあるのだと思いました。前回の絵本で書評したアンジュールある犬の物語 もそうでした。

文字がなく単純であればあるほどにそうだと思うような気がします。絵本を読む時は子供の様な純粋な心で読めばその絵本に秘められている真意をみることができるのではないでしょうか。

 

 

小学館版 学習まんが 少年少女日本の歴史 第8巻 南朝と北朝 監修 児玉幸多 まんが あおむら純

小学館版 学習まんが 少年少女日本の歴史 第8巻 監修 児玉幸多 まんが あおむら純】を読書しました。後醍醐天皇が出てくる南北朝時代ですね。そして室町時代へ移り変わって行く様子が描かれています。むかーしむかし後醍醐天皇鎌倉幕府をいてこまして、後醍醐天皇の政治が始まったんですが、武家の連中はこの政治が気にくわんゆうて、再度天皇とバトルになったそうな。それに見事勝利した足利尊氏室町時代を開いたそうな。尊氏にやられた後醍醐天皇吉野山に逃げ込み、光明天皇後醍醐天皇、日本歴史上初二人天皇が生まれたそうな。

足利義満いうんがあの有名な金閣寺を作ったそうな。金閣寺の金ぱくは張り替えたとき総工費が7億円かかったそうな。

この頃よその大陸からノコギリとかんなという大工の道具が入ってきて、大工の技術が抜群に上がったそうな。

徒然草吉田兼好が自立した思想を記録したそうな。太平記っていうこの時代のことを記録したものがあったそうな。

非常に乱世の時代で能と狂言という文化があったそうな。

 

仏教から生まれた意外な日本語 著者 千葉 公慈

私たちが普段何気に使っている言葉は、意外にも仏教から生まれているものがあるという。お釈迦様の教えやそれにまつわるエピソードとメッセージが隠されているそうです。日常よく使っている言葉は、そういう深い力が備わっているのだそうです。

ありがとう 大丈夫 安心 不思議 挨拶 希望 我慢 幸福 宗教 上品と下品 玄関 投棄 あばた たくあん 醍醐味 億劫 高座 有頂天 いんげん豆 じゃんけんぽい がたびし がむしゃら どっこいしょ いろは うやむや がらんどう つっけんどん しゃかりき あうん 悪魔 刹那 後生 堪忍 勘弁 火宅 金縛り 爪弾き 開発 実際 工夫 効能 観察 実際 自然 観念 工夫 分別と無差別 結集 三昧

以上の言葉は仏教から由来された言葉らしい

【挨拶】

挨は軽く前に押す 拶は強く相手に迫るという意味である。したがって挨拶とは、互いに押し合って、前に進みでることを原意とするらしい。

こんな深い意味があったとは、挨拶は元気よくするほうがよさそうですね。

【じゃんけんぽい】

料簡法意(りょうけんほうい)仏教語が語源になっているらしい。

人生を左右するほどの何か重要な決断に迫られるとき、正しい答えを即座に引き出すことは、もうすでに人間の能力の域を超えている。そんなときお釈迦様のような神仏にすがり、たとえ結果誤りがあったとしても、それは納得する以外に方法はないと人は往々にして考えた。そこで神聖なる結果として「じゃんけんぽい!」とお釈迦さまの意思をあらわそうということらしい。

ジャンケンにこんな由来があるとは驚きですね。

【どっこいしょ】

六根清浄(ろっこんしょうじょう)仏教語が語源らしい

六根とは人間のもつ6種の感覚器官 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚 思考 これらの感覚はあくまで脳内に表現された感覚の集まりなので、平常心で澄み切った心で真実の世界を表現しろということ

ふだん立ち上がる時どっこいしょって、言っているがこんな深い意味があったとは驚きですね。

【三昧】

いかなる出来事に出会っても波打つことない心理状態を保つこと、いつも安定して目の前のことがらに集中し続けることをいう。

無心の集中力。過分な欲求は、かえって目的を遠ざける。過分な欲求を捨てる無心とは、自分を信じるという勇気で心満たすことである。

また、自分が思うにこの殺伐とした世の中では相手を信じるということもまた勇気がいることではないだろうかと思う今日この頃。 

勉強になります。

 

 

アンジュール ある犬の物語 作者 ガブリエル・バンサン

今日は休日で朝からゴルフの打ちっ放しにいき、その後優雅に家の近所のサンマルクでアイスコーヒーを飲みながら、読書をしています。

置いてある山陽新聞を読んだ後、棚に何冊かの絵本があったので一冊手にとってみました。そういうわけで、今回は初の絵本の書評をしたいと思います。

アンジュール ある犬の物語 作者 ガブリエル・バンサン

なんと文字はありません。30年ほど前に発行されたみたいです。ベルギーの作者だそうです。すべて鉛筆で描かれていいます。簡単そうに書かれていますがデッサン力はかなりあると思います。犬の悲しい気持ちが伝わります。犬の吠えるタッチが妙にリアルです。私は犬の後ろ姿と、振り向く姿が好きです。

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ガブリエル・バンサンさん流石っすね

犬のデッサンいいっすね

カイジから経済を学べ 著者 丹羽 由一

カイジから経済を学べ 著者 丹羽 由一】

漫画カイジから行動経済学を学びましょうという本です。タイトルそのままですが。私もカイジシリーズは大変に好きでヤングマガジンでの週刊連載は毎週欠かさず読んでいます。行動経済もそうですが、ギャンブルにおける心理的駆け引きなどもたくさん盛り込まれています。前回紹介した本

の著者千田琢哉氏も漫画カイジは一度読んでおけと書かれていました。各著者がおすすめしている漫画です。

 

「席は後2つ」「今埋まった」

遠藤という金融会社のやくざがカイジにギャンブルの参加の席を持ち掛けた時にいったセリフです。

ウェブレン効果(付加価値)

限定ということに価値を見出す効果のことです。人間限定といわれると弱いとうこと。

大負けのあとどこまで退くか

人は選択することが苦手。なぜなら選択することにより何かを失うからです。

フレーミング効果「松竹梅の罠」うなぎ屋のメニューに松竹梅とあれば、ほとんどの人が竹を選択するのだという。世界共通の人間の心理で端っこ嫌いの法則だそうです。

「100%じゃないんだ!」

人間は100%の意味に確実を持たせる。人間は必要以上にリスクを恐れる。保険もビジネスに成立する理由もここにある。保険料とは99%を100%にするために支払うコスト。リスクはゼロにならない、成果に見合ったものに収める。

 

カイジから経済を学べ

カイジから経済を学べ

 

 

読書の技法 著者 千田琢哉

10月に入りました。季節は秋だというのに、まだまだ暑い日が続きます。そして、秋と言えば読書。読書の秋。なのに最近仕事でバタバタして本が読めてないです。ブログの書評もしなければと、あせりはじめました。ふんどしを締めなおして、挑戦チャレンジ再トライっといった感じです。

そういった意味で今回書評するのが

【一生イノベーションを起こしつづけるビジネスパーソンになるために20代で身につけたい読書の技法 著者 千田 琢哉】

少しなまけていたのでリハビリするには丁度いいかなと思います。そして、この本にも書かれている 

落ち込んだ時は読書 

それは幸せだということです。なぜなら運命の本に出会えるチャンスだからです。私も本が読めない、ブログが書けないと落胆していました。もう一度この本を手に取り中身を見てみました。改めてみると刺激的なことがたくさん書かれていました。

読書しない人は40代以降が悲惨

読書しない人が40代になると今いる場所で輝いていない

ガツンとくる言葉です。私は40代になったばかり。20代の頃は本なんか全然読んでおらず漫画ばかり読んでて、30代から少しづつ読み始めた感じです。40代に近づく頃読まないとやばいということがわかりました。どうやらこの著者が言うには、読書しない40代に多いのは、薄い知識で自分の経験だけで威張りちらしている傾向があるのだという。確かによくみかけますよねこういう人。

愚痴らないために、読書する。

いろんな職場でたくさん聞いてきた。従業員がグループで愚痴っている光景。愚痴というものは同じレベルの人間同士で言い合うものだそうです。

私の意見としては愚痴を言わなくても、愚痴軍団の輪の中にいてつるんでいたら愚痴を言っているのと同じだと思います。そういう軍団の中で腐るぐらいなら読書しましょうということ。成長を求める人は読書をしている。愚痴の時間は人生のムダ。

「貸して」と言われたら手放すチャンス。

この著者は本の貸し借りが嫌いで本を貸せというやつは信用ならんらしい。なぜなら貸した本は返ってこない。だから人間関係も悪化するきっかけになる。読みたい本は自分で買って読みましょうということ。本に投資しましょうということ。

挑戦するべし!