あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール 著者 田中和彦
【あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール 著者 田中和彦】
年代ごとに読み追い続けていく本も今回で自分と同じ歳に追いついた。
この本を購入したのは、30代の終わりごろ。
結婚もし、仕事も転職し、新しい生活と仕事で大きく変換を迎えたころ。
今回は、もう一度再読をした。
冒頭で42歳は、人生のターニングポイント。攻めの人生送るのか、守りに徹する人生送るのか、そんなことが書かれていた。
自分と同じ年齢なだけに、今回の本は書かれていることに少し実感が湧いてくる。今までの年代シリーズの本はチョイスが悪かったのか、自分が過去の年代に振り返っても、実感があまり感じられなかった。
今回のこの本は、著者が42歳のころに異業種に転職して、新しいチャレンジをしたことについて書かれています。
オハマも転職したばっかなんで、かなり引き込まれた。
それと、前読んだときより本を読むスピードがあがってた。
非常にうれしい。
全体を読み通してもバランスが良くたいくつする項目はなかった。
そんなかでも、印象に残った項目を二つ掲載したいと思う。
(以下本文より)
第3章 42歳からの「働き方」のルール
項目27 飼いならされたライオンになるな
もし、仮にあなた自身を1つの会社だと考えた場合に、それでもあなたは「雇われている」存在なのだろうか?
これからの時代は、すべての働き手が「個人事業主」としての感覚を持つ必要がある。「雇われている」という思考から、自分自身を「雇っている」という思考に切り替えるのだ。
動物園の飼いならされたライオンは、野生に解き放たれると餓死するそうだ。
項目28 24時間のポートフォリオを自分で管理せよ
「いくら自分株式会社の社長だと言い聞かせても、実際には〇〇会社で働かなきゃならないのだから、それはどういう風に考えればいいですか?」
中略
自分株式会社のフリーエージェント事業部として、〇〇会社と契約していると考えればいいのだ。寝たり食べたりする時間なら「生活事業部」
なにか趣味があるなら「プライベート事業部」そういうふうに考えていけば、一日数時間をねん出することが可能になる。
ここから一番大事な話になる。
「新規事業部」の設立である。新規事業開発部は、将来への投資セクションだ。そして、ほかの事業部に比べ、もっとも自由度が高く、可能性も圧倒的に大きい。
また次回へ!
あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール (Asuka business & language book) [ 田中和彦 ]
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