オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

白竜LEGEND40巻 原作 天王寺大 劇画 渡辺みちお

今年に入ってから、読み始めた白竜もいよいよ40巻に突入しました。ストーリーは暴力団の話しですが、巻が進むにつれて国際的で社会的な感じの話しが頻繁に出てきます。そして、今のこの巻に収録されている話しは、主人公白竜の若き頃の物語になっています。今までは謎のベールに包まれていた白竜でしたが、なんと!彼はタイ人でした。離ればなれになった恋人を探す旅に出ています。舞台は、タイランドバンコクです。大人の白竜とは違い、若い白竜は情熱で真面目で感情も豊です。頭のキレるとこは、この若いときからどうやら備わっていたみたいです。恋人探しをしている中で様々な陰謀の渦に巻き込まれている様子がこの巻には収録されております。この巻だけをみたら暴力団の話しとはわからないですね。

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情報を200%活かす池上彰のニュースの学校 著者 池上 彰

情報を200%活かす池上彰のニュースの学校 著者 池上 彰

また池上彰氏の本になります。やはりこの人の本は読書初心者にもわかりやすく知識が乏しい人からでも読みやすそうな感じがします。自分の周りの人で新聞を毎日すみずみまで、見ている人は何人いるだろうか?インターネットのヤフーニュースなら目を通しているっていう人は何人か聞いたことはあるのだが。著者池上彰氏は新聞を1社だけではなく、何社もとって読み比べているのだという。新聞社によって、同じニュースでも表現やニュアンスが違うのだという。全然新聞を読まない人は新聞なんてどこの新聞社でも同じだろうと思ってしまうんではないかと思います。全部の記事をすみずみまで読まなくてもタイトルぐらいをザーっと読んでもかまわないとのこと。気になる記事があれば切り取っておくとか。小さな記事でも気になればとっておくこととか。そういうニュース新聞を読み取ることの大切さの本でした。この本を読んでから、新聞を読むことに関心を抱きました。

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会社のことよくわからないまま社会人になった人へ第2版 著者 池上 彰

今回手に取った本は

会社のことよくわからないまま社会人になった人へ第2版 著者 池上 彰

会社のことってよくわかってるようで実はよくわからないんですよね。恥ずかしながらその題名のとおり会社のことよくわからないまま社会人にななりました。でも実際のところ会社そのものについての事など、こういう本でも読んで勉強でもしないかぎり、教わるところが少ないと思います。経営者とかでもよくわかってない人けっこういると思います。そういうよくわからない人たちがブラック企業っていわれる会社を作りだしているに違いないと思います。終身雇用、年功序列、安定した生活の日本的経営が今のご時世難しくなってきております。個人が会社に勤めても、しっかり力をつけることが重要かなと思います。この前の記事で書いた福沢諭吉学門のススメでもありましたが、知識と教養、世の中を知ること、社会全体を見渡せるようになること。会社で仕事にまっとうすることも、もちろんのことだが、視野を広げていくことも重要だということにこの頃いろんな本を読んで気づかされた様な気がします。

話はかなりそれましたが、池上氏の解説はとてもわかりやすかったと思います。本棚にしまっておいて何かの時に読み返すのが良いかなと思う本でした。

友だちをつくるな 著者 千田 琢哉

わたくしは友人からよく言われるのが、気さくで人見知りせず初対面でも気軽に話ができ、社交的なイメージらしい。友人も多いと周りから言われる。自分で思うに単なる調子者で人からも軽く見られがちですがね。しかし、この本によると友達を多く持ちすぎることの危険性を書かれている。友達を多く持つことによってそれだけ、ひとりひとりの関係が希薄になることとか、人間関係のズレが多くなったりするなど。特に気になった項目をこの本からピックアップすると、

「お前を100%信用しているからな」でゲームオーバー。

「信用しているよ」という言葉を軽々しくつかうやつほど信用できないということ。確かに本当に信用している人なら言葉はいらない。

人間関係で最大の無駄は、みんなに好かれようとすること。

成功者はみんなに好かれようとしていない。逆に言い方をすれば嫌われないようにしようとすることだと思います。人類史上みんなに好かれた人など誰もいないということ 釈迦もキリストも悪口を言われたことがあるという。

まわりの運気まで下げる、こんな“さげまん”には要注意

友達の多さを自慢 ギラギラファッション 会社を辞めるときにあちこち相談 メールが長い 話が長い 人の失敗を追及したり悪口 愚痴 などなど ぱっと見渡せば、いますよねこんな人。こういう人と関わるとかなり自分にとって不利益ですよね。

孤高に輝くと、人生はこんなに楽しい

強者を目指すことは弱者に嫌われるということ。孤高に輝くと実年齢より若返る

この本の著者は群れることを嫌ってますね、そしてそんな中にいたんでは孤高に輝くことはできないということ。変につながりを多くしてしまった為気をつかわなくてはならない場面が増えたりして、それによるいらない悩みが増えてしまいます。今後の人付き合いを考えさせらる内容でした。


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東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 著者 松尾 豊 塩野 誠

東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 著者 松尾 豊 塩野 誠
ビジネス戦略家の塩野誠氏と人工知能専門家の松尾豊氏の二人が対談形式で人工知能(AI)について語っておられる本です。さてさて今やちまたで騒がれている人工知能ですが、確か最近ニュースでも耳にしております。プロの将棋士に勝負し、勝ったとか。医療では、人間が発見するのに時間がかかる病気を早期発見できたとか。今後人工知能はまだまだ発展していくのだそうです。わたくしオハマが一番最初に人工知能という言葉を聞いたのが、今から数十年前 ファミコンゲーム ドラゴンクエストⅣ が発売された時です。ゲームの中でコンピューターにまかせて戦わせるというやつだったんですが、とてもおりこうではない人工知能だったのをよく覚えてます。
この本の中でも特に興味をそそられたのは、
ホールブレイン・エミュレーション 
脳全体を分子レベルでコピーしてしまうというものです。かなり高度な技術らしいのですが、実際にこれからできる可能性が高いということらしいのです。これにより、不老不死も可能だという都市伝説も浮上しているみたいですね。もはやSF映画であった話が現実になる日も近いかもですな。人工知能を人間に近づける為に、研究を重ねていくと人間の脳というのは本当によくできているらしいです。特に2歳児の赤ん坊の言語学習能力というのは、大人ではレースにならないほど吸収力が高いらしいです。そういう人間の脳の仕組みと上手くオーバーラップさせることでより優れた人工知能ができるらしいです。あと、一般の人が思うことが多いのは、人工知能を持った機械が増えれば失業者が増えるのではないかということです。ホリエモンもこの著者も言ってましたが、それは極端にはないそうです。やはりそれを管理してゆくのは人間ですし、それに伴う新しい分野の仕事もでてくるとのことです。
この本を読んで、この二人の対談の中に例えで映画の話がでてきます。人工知能をテーマにした映画も何本かでているみたいで、興味がわきました。また、それも見てみようと思います。

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会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本 著者 斉藤 茂太

会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本 著者 斉藤 茂太

誰でもある経験では、なかろうかと思います。もちろん私もおもいっきり経験があります。本気で朝目覚めるのが憂鬱で、仕事にいくの嫌で嫌でたまらない。仕事自体が嫌かというとそうではなく。人間関係だと思います。この人間関係というものを極めれば会社、仕事なんてものはだいたい乗り越えられるのではないでしょうか。人間関係で一番気分が沈んだ時に、どう行動していくかは重要です。ここで、自分の殻に閉じこもりマイナスな気分で、考え込み悪い方向へと心が導いたらネガティブ街道まっしぐらです。一度ここに陥ってしまうと、悪いことがずっと続くような気分に蝕まれ、なかなか抜け出せません。そこで、こういった類の本を読むことで乗り切るのはどうでしょうかということです。私もツライ「もうイヤだ!」と思ってた時期に読んでいたら解決は早かったと思います。精神も落ち着いて今この本を読んでみて思うのは、心のおさらいかなと思います。

所詮は他人の無責任なからっぽな言葉、しっかり主体性を持ち他者に依存することなく負けない心の強い自分を作っていこうではありませんか。その為には多くの著者が出している本を読み知識を深め経験していくとことではなかろうかと思う今日この頃です。

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続・資本論 まんがで読破 原作 マルクス+エンゲルス

毎度おなじみとなったマンガで読破シリーズ。今回記事を書いたのは

資本論 まんがで読破 原作 マルクス

の続編 続・資本論 まんがで読破 原作 マルクスエンゲルス

著者はドイツの出身で共産主義者であり革命家です

マルクス亡き後にエンゲルスが編集出版したみたです

これを読んでいるとお金とはなんぞや?労働とはなんぞや?資本主義とはなんぞや?といろいろな疑問がでてきます。

お金(紙幣)とは人の手が加わった労働の価値であるということ 

サービス以外の商品や物は目に見えて価値が分るものが多いのだが、労働力というものは目にみえない。労働に対して労働者に対する支払う賃金に余剰価値というものができてしまい。これを上手く利用することで資本家は利益を得ることができる。資本主義の悪いところをこの著者は言っているみたいです。経済のことを学ぶには読み応えのある本でした。

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