オハマの読書無双

知能は一般人以下のチンパンジーレベルの中年男性オハマが読んだ本を記録する読書ブログ

聖闘士星矢NEXTDIMENSION冥王神話第10巻 著書 車田 正美

なんと聖闘士星矢の続編が出ていました。それを知ったのは、今年の初め本屋にぶらっといった時です。みると単行本が並んでおりました。すぐ1巻から読んでいきました。懐かしい感じがします。この新シリーズでも星矢 紫龍 氷河 瞬 一輝 とおなじみのキャラクターでてきます。あと黄金聖闘士(ゴールドセイント)もでてきます。舞台は過去で200年程前にタイムスリップするところから物語がはじまります。先代の黄金聖闘士がでてきます。前回で好評だった黄金聖闘士十二宮編によく似ております。なんとオールカラーなので、迫力いっぱいによめることができます。あとこの巻では、前回になかった13番目の宮が現れるることになっているみたいです。内容がしっかりしているので読み応えありましまた。

 

白竜LEGEND第42巻 著者 天王寺 大 渡辺みちお

白竜第42巻LEGEND第42巻

地の果て海の始まり編も中盤戦に差し掛かってきました。この巻から、あの白竜の組長黒須勘助が登場します。日本から組を独立させる為にやってきました。それには資金がいるのでバンコクで稼ぐという目的でやってきました。そこでリュウという少年と運命的な出会いをします。後に白竜と呼ばれる男と。

黒須勘助がバンコクにきて、いきなり日本人の詐欺にあいお金を騙し取られます。

そして、彼が言います。この巻の格言というべきセリフでしょうか

 

外国へ来たらこれだけは覚えておいた方がいい...

日本人を騙すのは日本人なんです!

 

外国に来て最初は右も左も分からない言葉も通じない。助けを求めて日本人を頼るそんな時に近づいてくる日本人が一番危ない

 

知らない土地に行って妙に優しくされたら少しは警戒する気持ちを持ちましょうということではなかろうかと思う今日この頃です。

 

 

 

戦争と平和 まんがで読破 トルストイ・作

新聞やメディアなどでたまに目にするのが、トルストイいう名前。まんがで読破シリーズ次は何を読もうかと考えていました。【戦争と平和 まんがで読破 原作 トルストイ】 を今回選び読みました。

 

まず、原作者トルストイについて

トルストイ(1828~1910)ロシアの小説家・思想家。19世紀を代表する文学者のひとり。クリミヤ戦争に従軍した経験から平和主義を貫き、人間の良心や愛を原点に道徳的人道主義を説く。著作にもその思想が色濃く反映されている。その他の作品に『復活』『アンナ・カレーニ』などがある。

 

19世紀 ナポレオンがフランス革命後、皇帝に即位し全ヨーロッパ制覇に向けて、動き出す。革命から戦争へ変わる。ナポレオンは歴史上英雄みたないな感じで私はそう教育を受けてきたのですが、この話の中では、悪者キャラクターで描かれています。そして忍耐持久戦にもちこみロシア軍が勝利しナポレオン率いるフランス軍を撤退に追い込んだとのことです。

 

この本による格言

 

人は歴史を構築するための歯車

 

完全な自由などないように 完全な不自由もない

 

 

 

いつだってマンガが人生の教科書だった 著者 千田 琢哉

これから先、君に降りかかる難題を解くヒントはすべてマンガに描かれている 【いつだってマンガが人生の教科書だった 著者 千田 琢哉】

 

千田琢哉氏の本は何冊か読みました。それで常々この著者がよく申されているのが、マンガは立派な読書だということ。千田氏も学生時代にたくさんマンガを読んだという。マンガも、もちろん読書と胸を張って言えるような気がいたします。

そして著者は冒頭で言ってます

私がマンガの中で一番好きなのは、

悪党のボスのセリフだ。

悪党のボスのセリフにこそ、

人生のエッセンスが

詰まっていることが多いからだ。

文字だけを読めば、

まるで自己啓発書そのものだ。

 

この本の中で特に好きなマンガの格言をピックアップ。

 

ギャンブルで大切なことは、神頼みしないこと  カイジ

 

人生の意味とは、いつもあとからわかる。  黄昏流星群

 

人間が作ったものは、すべて自然の模倣に過ぎない。  火の鳥

 

人は思春期までに満たされなかったものを、生涯追い続ける。  殺し屋1

 

圧倒的な力をつけたら、たとえ演技でも不器用さを残しておく。  キン肉マン

 

のび太でさえgiftedがあった。  ドラえもん

 

喧嘩するのが面倒だと思ったら、桁違いを目指すこと。  ドラゴンボール

 

群れると二度目の死が早く訪れる。  北斗の拳

 

自分の弱さを熟知している人間が、トップに立つ。  カメレオン

 

「マンガだけを読む人間になってはいけない、マンガを読んだら同じくらいの小説や哲学書も読み、一流の絵画に触れて人生の糧にしなさい」

 手塚治虫

 

 

まちのいぬといなかのかえる モー・ウィレムズ 文 ジョンJミューズ 絵 さくまゆみこ 訳

アメリカの二人の絵本作家によって作られた作品です。まちのいぬといなかのかえる 

絵本ですね。

モーという絵本作家はあの有名なセサミストリート放送作家でもあるのだという。

読んだ感想は、季節その時に遊んだ友達との思い出を大切にして、そして別れ、また新しく出会った人と思い出を作って行く心のリレーというところでしょうか。

絵本で書評するというのは、本当に心で感じた事を書く難しさがあるのだと思いました。前回の絵本で書評したアンジュールある犬の物語 もそうでした。

文字がなく単純であればあるほどにそうだと思うような気がします。絵本を読む時は子供の様な純粋な心で読めばその絵本に秘められている真意をみることができるのではないでしょうか。

 

 

小学館版 学習まんが 少年少女日本の歴史 第8巻 南朝と北朝 監修 児玉幸多 まんが あおむら純

小学館版 学習まんが 少年少女日本の歴史 第8巻 監修 児玉幸多 まんが あおむら純】を読書しました。後醍醐天皇が出てくる南北朝時代ですね。そして室町時代へ移り変わって行く様子が描かれています。むかーしむかし後醍醐天皇鎌倉幕府をいてこまして、後醍醐天皇の政治が始まったんですが、武家の連中はこの政治が気にくわんゆうて、再度天皇とバトルになったそうな。それに見事勝利した足利尊氏室町時代を開いたそうな。尊氏にやられた後醍醐天皇吉野山に逃げ込み、光明天皇後醍醐天皇、日本歴史上初二人天皇が生まれたそうな。

足利義満いうんがあの有名な金閣寺を作ったそうな。金閣寺の金ぱくは張り替えたとき総工費が7億円かかったそうな。

この頃よその大陸からノコギリとかんなという大工の道具が入ってきて、大工の技術が抜群に上がったそうな。

徒然草吉田兼好が自立した思想を記録したそうな。太平記っていうこの時代のことを記録したものがあったそうな。

非常に乱世の時代で能と狂言という文化があったそうな。

 

仏教から生まれた意外な日本語 著者 千葉 公慈

私たちが普段何気に使っている言葉は、意外にも仏教から生まれているものがあるという。お釈迦様の教えやそれにまつわるエピソードとメッセージが隠されているそうです。日常よく使っている言葉は、そういう深い力が備わっているのだそうです。

ありがとう 大丈夫 安心 不思議 挨拶 希望 我慢 幸福 宗教 上品と下品 玄関 投棄 あばた たくあん 醍醐味 億劫 高座 有頂天 いんげん豆 じゃんけんぽい がたびし がむしゃら どっこいしょ いろは うやむや がらんどう つっけんどん しゃかりき あうん 悪魔 刹那 後生 堪忍 勘弁 火宅 金縛り 爪弾き 開発 実際 工夫 効能 観察 実際 自然 観念 工夫 分別と無差別 結集 三昧

以上の言葉は仏教から由来された言葉らしい

【挨拶】

挨は軽く前に押す 拶は強く相手に迫るという意味である。したがって挨拶とは、互いに押し合って、前に進みでることを原意とするらしい。

こんな深い意味があったとは、挨拶は元気よくするほうがよさそうですね。

【じゃんけんぽい】

料簡法意(りょうけんほうい)仏教語が語源になっているらしい。

人生を左右するほどの何か重要な決断に迫られるとき、正しい答えを即座に引き出すことは、もうすでに人間の能力の域を超えている。そんなときお釈迦様のような神仏にすがり、たとえ結果誤りがあったとしても、それは納得する以外に方法はないと人は往々にして考えた。そこで神聖なる結果として「じゃんけんぽい!」とお釈迦さまの意思をあらわそうということらしい。

ジャンケンにこんな由来があるとは驚きですね。

【どっこいしょ】

六根清浄(ろっこんしょうじょう)仏教語が語源らしい

六根とは人間のもつ6種の感覚器官 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚 思考 これらの感覚はあくまで脳内に表現された感覚の集まりなので、平常心で澄み切った心で真実の世界を表現しろということ

ふだん立ち上がる時どっこいしょって、言っているがこんな深い意味があったとは驚きですね。

【三昧】

いかなる出来事に出会っても波打つことない心理状態を保つこと、いつも安定して目の前のことがらに集中し続けることをいう。

無心の集中力。過分な欲求は、かえって目的を遠ざける。過分な欲求を捨てる無心とは、自分を信じるという勇気で心満たすことである。

また、自分が思うにこの殺伐とした世の中では相手を信じるということもまた勇気がいることではないだろうかと思う今日この頃。 

勉強になります。