俺か、俺以外か。ローランドという生き方 著者 ROLAND(ローランド)
メディアで有名な、歌舞伎町のホストの帝王と
呼ばれる、「ローランド」の本。
彼が、今まで発言してきた名言を集め、自身が解説してゆくエッセイ集である。
この本を選択した理由は、ローランドに興味があり、テレビとかでも面白いこと言ってた。
オハマが思うに、ホストという職業は女性をエスコートするプロという認識がある。
女性の扱いが上手いイコール仕事のスキルが高いと思う。
男としても魅力があると思う。
そんなホストの帝王が出した本なら読まざる得ない。
ローランドは、とにかく超自分大好きなナルシストで負けず嫌い。常にナンバーワンになることに執着する合理主義。私生活においても自分はこうであるというキャラを徹底している。まるで漫画に出てくるキャラクターが飛び出してきた様な人である。
負けず嫌いという共通点で言えば、ナンバーワンキャバ嬢『エンリケ』と一緒である。
意外だったのは、ローランドはホストになる前はサッカー選手を目指していたのだという。
だが、サッカー選手になれず挫折を経験し、それをバネにホストの頂点を目指したらしい。
ローランドは自分に対する執着、妥協しない信念と絶対的な自信があるというのを、読んでいて感じさせられた。オハマとはかなり対極的な位置ではあるが、共感できる文面も結構あった。
作品を通して考えさせられたことは、タイトルに書いてあることが全てだと思います。
俺か、俺以外か。
オハマか、オハマ以外か。
俺か、俺以外か。 ローランドという生き方 [ ROLAND ]
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