作曲少女 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話 著者:仰木日向 まんが・イラスト:まつだひかり
【246冊目】
【小説】
【作曲少女 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話】
【仰木日向:まつだひかり】
この本の物語の主人公は、女子高生。
DTMで作曲を目指していく。
何を隠そう、オハマは46歳の男性で、しかも45歳からDTMで作曲を目指そうとしているのである。
年齢だけのことをいうと主人公よりハードルが高い。
楽器もろくにできない。
とある本では書いてあった創作するのに年齢は関係ない。
世間体を気にする必要はない。
何歳からでも創造性を高める行動をしろと。
音楽知識のない人が作曲する時に様々な壁にぶつかる。
この本はそれをストーリーで上手く構成されている。
◎本の内容を紹介
作曲に憧れる女子高生いろはが、同級生珠ちゃんと一緒に作曲を学んでいく物語。
いろはは、超ド素人で珠ちゃんはバリバリの作曲経験者である。
14日間で作曲ができるように特訓を受ける。
DTMに必要な機材や、心構えをとてもわかりやすく解説。
◎選択した理由
言わずもがなオハマは年甲斐もなくDTMに挑戦している中年男性である。
馬鹿なオハマでも少しでもわかりやすい本を探していたから。
◎印象に残った部分と感想
DTMを始めた人で悩みそうな事を書いてある。印象に残ったのは努力する事ではなく夢中になること。
シンプルだがはっとさせられた文だった。
好きになり夢中になれる工夫をすることが継続の秘訣だそうです。
以前は好きなことすら見つけられずにいた。
やっとみつけた物は夢中になることがわからず間違った努力をしていた。
DTM作曲に限らず同じようなことで悩んでる人でも楽しく読める本ではないかと思います。