血の轍第9集 著者:押見修造
【204冊目】
【漫画】
【血の轍第9集】
【押見修造】
◎本の内容を紹介
ビックコミックで連載中の漫画である。
ちょっと頭のおかしな母親と息子の物語である。
母親がものすごく毒親で異常なほど息子に対する過保護。
物語は至ってシンプル。この漫画のすごいところはまぎれもなく作者の表現方法である。
この第9集では、静子がいとこを突き落とした罪を認める。セリフが少ないので抜群のスピード読める。
◎選択した理由
このマンガを読もうと思ったきっかけが、ネットでつまらない調べものしていた時に、偶然広告で知った作品。
レビューで知った内容は、母親が毒親で行き過ぎた過保護と書かれていたので、読んでみたくなった。
そして、第1集を読んでからというもの、すぐハマった。
やはり絵が上手いし、セリフも少ないコマ割もスロ~な感じで、それがかえって不気味さを演出している。絵のタッチ割と爽やかなのに。
読み終わって、え?もう終わりって感じになった。
今回も作品に引きづりこまれ主人公と同じ気持ちになり、展開がよめない恐怖に襲われる。ホラーではないかと思う。いやホラーだなこれは。
この作品はホラー漫画っす。
自分の中では鬼滅越えしてます。
映画化されるであれば観にいきます。されないだろうけど。
◎印象に残った部分
とにかく最初から最後まで。聞くより観て楽しむ漫画だと思います。
あえてひとつ申すなら親戚のおばちゃん、おじちゃんが怒り狂うシーンが印象的。
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