1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」 著者:加藤俊徳
【210冊目】
【医学】
【1万人の脳を見てわかった!「成功脳」と「ざんねん脳」】
【加藤俊徳】
◎本の内容を紹介
脳内医学の超エキスパートの著者が書いた本。研究に研究を重ねた結果、脳は使い方次第で何歳からでも成長できることを発見したらしい。1万人ほど患者をみて、経験を積んでいろんな事がわかったらしい。脳の機能は大きく8つにわけられる。それを「脳番地」と著者は言っている。
伝達系脳番地、運動系脳番地、理解系脳番地、視覚系脳番地、聴覚系脳番地、記憶系脳番地、感情系脳番地、思考系脳番地。
どの脳番地が得意か不得意かを見極め使いこなす。苦手な脳番地があるのであればトレーニングして伸ばしていく。使い方についてはこの本書で詳しく書かれている。さほど難しい言葉を使ってないので、専門知識がない人でも読みやすい。自分と重なる項目を目次から選んで読むと頭に入りやすい。順番に読まなくてもよい本だと思う。
◎選択した理由
仕事でヘマをやらかし、上司に言われた言葉が「おめえ全然脳使ってねえーな。脳を使うことを今までの人生でさぼっとる」とキツイ指摘を受けた為、何か参考になる本はないかと探したところ、この本に巡り合った。
もうひとつの理由は、大腸ポリープの手術で2日ほど入院する羽目になり、病室で暇をもてあますから、本でも買っておこうと思ったから。
◎印象の残った部分と感想
この本を読んで思ったのが、どうやら考えて行動するという思考系から運動系に伝達するプロセスが上手くいっておらず、苦手なんじゃあないのかと感じた。
何歳からでもトレーニング次第で脳を成長できると書いてあったので少し救われた気がいたす。